Vol.34 週刊現代のサイクリングEDに関する取材

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週刊現代2010年9月18日発売号の自転車EDに関する記事で当院の古市昌之副院長のコメントが紹介されました。記事題名「(EDライダー)自転車でEDになるひとが増えている」

以下引用。

~~日本ではまだ馴染みのない「自転車ED」だが、欧米ではかなり前から自転車とEDの関係が指摘され、その研究も進められているのである。渋谷三丁目クリニック副院長の古市昌之氏が説明する。
「海外の研究では自転車の競技者の61%に陰部神経障害による性器の感覚の麻痺がみられ、24%にEDの症状が見られたと報告されています。当院でもサイクリングがEDの主因となっている可能性のある患者さまは複数いらっしゃいます。」~~

上記記事の補足として、コラムVol.7EDとサイクリングでもご紹介しました、自転車のサドルによる圧迫で起きるED、「サイクリングED」の原因とサイクリングED予防サドルをご紹介します。

サイクリングEDを引き起こす最大の原因は体重の大部分を細くて硬いサドルで支えるために起こる会陰部(股間)の圧外傷です。
従来の競技用自転車(ロードレーサーやマウンテンバイク)では細くて硬いサドルを使用します。いわゆるママチャリのサドルと異なり、両側の坐骨棘(両側のお尻の下部の骨のでっぱり)と会陰部のみで体重を支えることになり、前傾姿勢をとればとるほど、3点のうち、会陰部にかかる体重の割合が増加していきます。
会陰部から陰茎根部にかけては尿道、前立腺、射精管、陰部神経、陰部動静脈など、勃起や射精にかかわる構造物が集まっていますので、ここに慢性的に強い圧迫や衝撃が加わることでサイクリングEDは引き起こされます。

当院では、EDの原因がサイクリングによると強く疑われる患者さまには自転車のサドルを変更することをお勧めしています。いわゆるママチャリのサドルのように臀部全体で体重をささえるタイプか、または、ノーズ部分がないタイプのサドルをお勧めしています。

古市副院長の自転車サドルもノーズのないタイプのサドルを使用しています。副院長によれば「最初は違和感があるものの、1週間程度で慣れる。ノーズのないタイプのサドルは国内外で数種類発売されているので、自分に合ったものを選ぶのが一番。」とのことです。EDのことを心配せずにサイクリングが楽しめるサドル、試してみてはいかがでしょうか?

週刊現代のサイクリングEDに関する取材

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