Vol.37 マスターベーションとED

性交渉は言うまでもなくパートナーが存在していないと成立しません。広義のEDには、勃起が不十分なことで性交渉がうまくいかないケースは全て当てはまる可能性があります。
単純に勃起するから、EDではないとは言い切れません。
実際、マスターベーションは可能だが、パートナーとの性交渉は十分ではないという方も頻繁に見受けられます。このようなケースも前述の基準から考えますと、やはり広義のEDである可能性が高いといえます。
なぜ、このような現象が生じるのでしょうか?秘密は自律神経にあります。
以前のコラムでも書きましたが、勃起に必要な神経系は副交感神経とよばれるものです。副交感神経はリラックスしているときに優位に働き、緊張している場合は交感神経系が優位になります。
マスターベーションは自分一人しかいませんので、ある意味、最もリラックスした状態であると言えます。つまり、性交渉よりも副交感神経が優位になる可能性があるわけです。
そのため、マスターベーションは可能だけれど性交渉になると十分に勃起しないということが生じるわけです。
このようなケースで性交渉がうまくいかないと、それが更なるストレスになることもありますので、悪循環に陥らないためにもED治療薬による早期の治療をお勧めしています。