Vol.130 COVID-19の影響~オンライン診察・診療

  • 渋谷3丁目クリニック
  • コラム

COVID-19(新型コロナウイルス)によるオンライン診察の流れが加速しています。
新型コロナウイルス第一波のピークは日本でも過ぎたようですが油断はできません。
報告によると新型コロナウイルスは紫外線や湿度に弱いようなのでこれから紫外線が増えて梅雨入りもする日本は冬よりは勢いが弱まるという意見もあります。
とはいえ東南アジアや中南米、アフリカでも猛威を振るっていることを考えるとあまり楽観はできないような気がしています。
ここまでの新型コロナウイルスに対する日本政府の対応は、正直グダグダな印象はぬぐえませんが医療崩壊も起こさず死亡者数も抑えられているので結果論しては成功していると言っていいのではないでしょうか。
それが政府の対応のおかげなのか日本人の生活習慣によるのか、BCG接種によるものなのか、はたまたまだわかっていない何かのおかげかはわかりませんので検証が必要になってきますが。
メディアではPCRの検査数が少なすぎるなどがよく取りざたされていましたが、医療現場においては無制限にPCR検査を行うということに対しては否定的な意見を持っている医師の方が多かったように思えます。
しかし、そのような意見はあまり報道されなかったどころか、取材を受けた医師がやみくもにPCR検査することに否定的なコメントをしたにも関わらず編集により真逆の印象を視聴者に与えるという暴挙も見られました。
一時的なパニックは収まったので、人口に対する死亡者数を中心に考えて現実的な対応を今後、日本はしていったほうがいいかもしれません。
当院がある渋谷は外国人観光客も非常に多く、コロナウイルス前は飲食店にもたくさんの外国人観光客が入っていました。
東京のホテルも訪日観光客であふれていましたが、今はガラガラです。営業を停止しているホテルもみられます。
新幹線も飛行機も乗客の数は著明に低下しています。
まだ新型コロナウイルスが世界的に収束する気配はありませんし、しばらくは外国人観光客が来ることもないでしょう。
ちなみに病院やクリニックなどの医療機関の多くも患者数が減少して経営が厳しくなっているところも出てきています。
従来のように3密状態で待合室で診察を長時間待つということは今後受け入れられないと思います。
来院時の予約、呼び出しなどスムーズな対応が要求されてきますが、そもそも状態が安定していて少し話して処方箋をだしてもらって終了という場合は来院する必要すらないでしょう。
もはや慢性疾患のオンライン診療・診察への移行は避けられないと思います。
ED治療やAGA治療などは正直なところシビアな合併症を持っていない患者様以外は問診、視診のみで十分対応が可能です。
オンライン初診は新型コロナウイルスの影響で一時的に解禁されていますが、今後どのような扱いになるか注視していく必要があります。
しかし、現状のオンライン診察・診療というのはテレビ電話機能がついていてクレジットカードなどの決済システムがついているアプリを利用する程度のレベルです。
健康管理に関するアプリとの連動やIoTなどが進むことでより高度な遠隔診療というものが可能になるはずです。
アフターコロナの生活に対応できるような診療体制の構築を当院でも模索していくつもりです。

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