Vol.9 「最近朝立ちしない」はEDの危険信号

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「最近朝立ちしない」はEDの危険信号

男性ならほとんどの方がいわゆる「朝立ち」の経験があると思います。
一般的に「朝立ち」は睡眠から目が覚めたときに勃起している状態のことを指しますが、実はこの「朝立ち」がEDの初発症状の時期やEDの程度、EDの質を評価する上で、とても重要な要素の一つなのです。

陸生哺乳類は睡眠中に、深い眠りであるノンレム睡眠と、比較的浅い眠りであるレム睡眠を周期的に繰り返すことが知られています。健康な男性では浅い眠りであるレム睡眠中に「夜間陰茎勃起現象(nocturnal penile tumescense)」と呼ばれる現象が起こります。一晩におおよそ4~8回程度おきるこの勃起現象は、交感神経と副交感神経、二種類の自律神経系のバランスが副交感神経優位に傾くことによって引き起こされます。性的な夢による興奮や性的な刺激によって起きるものではないので「夜間陰茎勃起現象」は赤ちゃんの睡眠時にも見られます。
この「夜間陰茎勃起現象」の目覚める直前の最後の一回がいわゆる「朝立ち」です。

朝立ちをしなくなるのはEDの兆しといわれています。これはセックスの際の勃起力が弱まると、朝立ちも同様に弱まってしまうからです。逆に、しっかり朝立ちするということは、勃起力は十分あるという証拠になります。しっかり朝立ちするということは、少なくとも、睡眠中に脊髄から出された勃起を促す指令が神経を通り、ペニスの血管に伝わり、それに対してペニスの血管が正常に反応して血管拡張し、勃起するという一連の経路に問題がないことが証明されるからです。また、朝立ちは精神的な影響をほとんど受けませんので、セックスの際はうまく勃起できないが、朝立ちはしっかりできるという方は、ほとんどの場合が精神的な要素によるED、いわゆる心因性EDだといえます。
一方、セックスの際にうまく勃起できず、朝立ちもしないという場合は、心因性EDの場合もありますが、器質性EDの可能性が高くなります。糖尿病や動脈硬化、陰茎動脈の狭窄や血栓閉塞、手術や外傷によるペニスや周囲の神経や血管の障害によるED、いわゆる器質的EDの場合、重症のEDであることが多く、ED治療薬が十分効かないことが考えられます。
このように朝立ちは心因性EDと器質性EDを区別する手がかりになる上、ED治療薬の効果予測や処方する治療薬の強さの目安にもなります。また、EDの自覚症状に先駆けて朝立ちの減少がみられることもあり、勃起力低下の兆しとしてEDの早期発見に役立ちます。
このように、朝立ちはED診療において非常に大事な手がかりとなり、患者さまにEDの兆しを知らせるアラームの役目も果たしています。

最近朝立ちしなくなったという方、最後に朝立ちしたのを思い出せないという方は、どうぞ御注意ください。また、ED治療薬による改善をご検討の方は、是非、一度、当院担当医師にご相談ください。

≫Vol.21 「最近朝立ちしない」はEDの危険信号 ~その2

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