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AGA治療・薄毛治療まとめ

渋谷三丁目クリニックでは主にプロペシア、フィナステリド(ジェネリックプロペシア)、アロビックス、ミノキシジルなどを用いた内科的な方法でAGA治療を行っています。
しかし、実際には世の中には投薬以外にも多くのAGA治療法があります。
その多くは医学的根拠がないままに行われているようにも思えます。
そこで当院としては医学的根拠がある治療法だけでなく、そうではないものまで含めて解説を行うことにしました。
どのような治療法を選ぶか最終的に決めるのは患者様ですが、その決断の一助になればと思います。
AGAの治療法には大きく分けて投薬による内科的治療と植毛などの外科的治療があります。

内科的治療

AGAの治療法の基本は進行を抑えることになります。
よくプロペシアなどの薬を飲むとどんどん新しい毛がはえてくると思っている患者様がいますが実際はプロペシアの発毛効果というのは強くありません。
全く毛がなかったところから発毛するようなケースは全体の1割未満です。
しかし、プロペシアやザガーロは髪を抜けにくくして太く育てる効果が強いためを7割程度の患者様は見た目のボリュームが改善します。
これは髪の見た目のボリュームは髪の本数と髪の太さに規定されるためです。
数式っぽく書くと
見た目のボリューム=髪の本数×髪の太さ
といったところでしょうか。
ちなみに発毛効果はザガーロのほうがプロペシアより上です。この理由については後述します。
ではそれぞれの薬について説明していきましょう。

プロペシア

 

一般名はフィナステリド。
AGAの原因はジヒドロテストステロンという物質です。
ジヒドロテストステロンはテストステロンに5αリダクターゼという物質が作用して産生されます。
テストステロンはいわゆる男性ホルモンですが、テストステロン自体はAGAを引き起こすわけではありません。
よく男性ホルモンが多いと薄毛になるというイメージをお持ちの方がいますが、厳密には男性ホルモンからジヒドロテストステロンが多く作られると薄毛になるのです。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があるのですがプロペシアはⅡ型のみをブロックします。
結果としてジヒドロテストステロンが減るためにAGA改善効果を発揮します。
内服方法は1日1回の使用です。
効果を判定するためには6か月間の服用が必要なので注意が必要です。飲み始めて1週間で効果がでるようなものではありません。
AGAの進行を食い止める効果は90%以上、見た目のボリュームがアップするのは70%前後、発毛するのは10パーセント未満です。
副作用はEDや性欲減退が数%の確率で起こることがあります。
その他の注意点としては前立腺癌の指標であるPSAという値が本来の値の半分程度になってしまうことです。偽陰性となって放置してしまうと癌発見が遅れてしまうかもしれないので、前立腺の検査をする際には必ず担当医にプロペシアを飲んでいることを伝える必要があります。その場合は測定されたPSAの値を2倍にして判定をおこなうことになります
また、プロペシア内服中は献血ができません。妊婦にプロペシア入りの輸血を行ってしまうと胎児が男性だった場合に性器の発育不全などをおこすことがあるためです。
しかし、プロペシア内服中に性交渉してパートナーに子供ができても影響はありませんので安心してください。
最後にプロペシアの最大のメリットは特許が切れているため国内メーカーが多くのジェネリック医薬品を作っていることです。
コストが従来のプロペシアと比べると3割以上低下しており非常に使用しやすくなっております。

プロペシアなどのAGA治療薬の価格はこちら
プロペシア(フィナステリド)処方
ジェネリックプロペシア(フィナステリド)処方

ザガーロ、アボルブ

一般名はデュタステリド。
もともとはアボルブという名前で前立腺肥大知慮役として国内でも販売されておりましたが海外ではAGA治療薬としても認可されていました。
プロペシアを上回るAGA改善効果が報告されていたため、適応外処方という形でAGA治療薬としても国内で以前から使用されていました。その後AGA治療薬としても国内で正式に認可され、2016年からザガーロとして販売が開始されました。
機序はプロペシアと同じく5αリダクターゼをブロックすることでAGAを改善します。
違いはザガーロは5αリダクターゼをⅠ型Ⅱ型ともにブロックすることです。
結果としてプロペシアよりもジヒドロテストステロンの産生を抑えることで強力なAGA改善効果を発揮します。
現状維持効果はプロペシア同様ですが、ボリュームアップ効果、発毛効果はプロペシアを上回ります。
内服方法は1日1回で効果判定にはやはり6か月は必要です。
まだ出たばかりの新薬ですのでジェネリックがないためコスト面ではプロペシアが上ですが、より高い治療効果を求める方には良い治療オプションになるのではないでしょうか。
副作用はやはりED、性欲減退などでプロペシアより少し頻度は増えるようです。
その他、PSAや献血に関する注意点はプロペシアを一緒です。

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ザガーロ処方
アボルブ(デュタステリド)処方

ミノキシジル

CMもしていたリアップという名前のほうがしっくりくるかもしれません。
リアップは塗り薬になりますが実は飲むタイプのミノキシジルも存在します。
もともとミノキシジルは血圧下げる降圧薬として開発されたという経緯があります。そして使用中に体毛が増えるという副作用報告が多くみられたためにAGA治療薬として認可されたという経緯があります。
頭皮の血流を増やしたりVEGFという血管内皮増殖因子を増やすことでAGA改善効果を発揮すると考えられているようですがはっきりしない部分もあります。
塗り薬は5%製剤のほうが2%製剤より高いAGA改善効果が見込まれます。
そしてプロペシアやザガーロといった内服薬と併用することでより強力なAGA改善効果を見込めます。
副作用は塗った部分のかぶれやかゆみなどがあります。
内服タイプのミノキシジルについては国内にはないため輸入する必要があります。
効果については非常に発毛効果が高いのは事実です。
しかし、ザガーロやプロペシアと違い頭皮だけでなく全身の毛も濃くなる傾向があります。
副作用は手足や顔のむくみが出たり、嘔気、性欲減退、血圧低下が起こることがあります。
ザガーロやプロペシアと併用することで最も強力なAGA改善効果を期待できます。

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ミノキシジルタブレット処方

アロビックス

一般名はカルプロニウム塩化物。
塗るタイプのAGA治療薬になります。
リアップなどと同じようなイメージになります。
頭皮の血流をよくすることでAGA改善効果を発揮しますが、塗り薬単独で考えるとミノキシジルに軍配があがります。
使用方法は添付文書だと1日2~3回となっていますが現実的にはなかなか厳しく、入浴後に1日1回塗っている方が多いようです。
風呂上がりにすぐに使用するとかゆみが強く出ることがあるため、ほてりが取れてから塗ることが大事です。
発毛効果はあまり期待できませんが現状維持効果はある程度期待できます。有効率については諸説ありますが50パーセント程度と考えられます。
しかしプロペシアやザガーロなどと併用するとAGA改善効果を増強するため、単独使用するというよりは併用するのが前提となる薬です。

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アロビックス

外科的治療

植毛手術

薬による内科的治療が無効な場合や脱毛が高度な場合、自分の髪が残っていれば植毛手術も検討されます。植毛する髪は自分の後頭部から採取します。これは後頭部はAGAになりにくい部位のためです。植毛された毛包は後頭部にあったとき同様にAGAになりにくい性質を保つため比較的脱毛しにくく経過は良好だと言われています。
毛包を採取する方法としてはいくつかありますが大まかには2種類です。
① Strip harvesting
局所麻酔下で頭皮を1cm×20cm程度切り取る方法です。
② FUE harvesting
1mm大のサイズで小さく毛包を採皮します。その後、毛包を一つずつ移植していく方法です。
治療成績はFUE harvestingの方が優れています。
高度なAGAや薬に対して治療抵抗性な場合には有効な治療法になります。デメリットは小さいとはいえ手術であるため体への負担がかかることや治療に時間がかかること、さらに高額な費用などが挙げられます。
手術がうまくいっても時間が経過すると脱毛が再度進行する可能性もあり、上記のデメリットもあることから最終手段として以外は考えるべきではないでしょう。

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メソセラピー、HARG療法

頭皮にミノキシジルやビタミン、アミノ酸などを直接注射する治療法の総称です。美容系の医療機関を中心に推奨している施設も増えているようです。
当初は脂肪由来幹細胞の分泌蛋白であるVEGFなどの成長因子が入っているものを使用する場合はHARG療法、そうでない場合はメソセラピーと区別していたようです。しかし現在はメソセラピーと謳いながら成長因子を使っていることもありボーダーレスな状態です。
有効性について述べている医療機関のウェブサイトをみかけますが、学術論文として検索すると数がまだ少なく海外も含めて大規模なデータは存在しません。
理論的には可能性がありますが、内科的治療と比べてどこまで有用かが不明なのがデメリットとして挙げられます。植毛手術に比べれば体にかかる負担は少ないですが、内科的治療に比べるとやはり高額であるケースが多いのもマイナスポイントです。

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初診料、再診は無料。予約も不要です

渋谷三丁目クリニックではAGA診療を予約不要で承ります。また、診察料は一切いただきませんので患者様はお薬代のみのご負担となります。 診察は問診や視診が中心で、頭髪を抜くような診察行為はございません。各薬剤の効能、効果、副作用、注意事項を説明した後、お薬の処方となります。(初診は概ね10~15分程度、再診は概ね1~2分程度)

すべて院内処方のためスムーズな処方が可能です

当院では、院内処方を採用しているため、薬局等でお待たせすることなく、お薬をお渡しすることができます。また、本邦ではAGA治療は保険適応外ですので保険証の提示は必要ございません。 渋谷三丁目クリニックの医師・スタッフはすべて男性です。AGAというデリケートな疾患を扱う専門クリニックとしてプライバシーにはできる限りの配慮をしております。 院内処方を採用しているのも、無用な他者との接触をなくすのが目的です。 患者様の負担低減のため、さまざまな配慮を行っております。当院は渋谷駅から徒歩1分の立地にあるビル内のクリニックですが同じフロアに他店舗はなく、エレベーターで待合室に直接入れます。詳しくはアクセスを御参考下さい。

ご不明な点がございましたら、お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

ご来院、お待ちしております。


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プロペシア(フィナステリド)処方
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