プロペシア(フィナステリド)処方とは
プロペシアとは、一般名フィナステリドと呼ばれ米国メルク社が開発し、
1997年の発売から現在すでに世界60カ国以上で承認されている
世界で初めて医師が処方する1日1回の内服による男性型脱毛症用薬(AGA治療薬)です。
プロペシアは、画期的なAGA治療薬として脚光を浴びております。
日本でも2005年より発売されて効果が確認されています。
いままで、脱毛症治療は塗り薬が主でしたが、その効果には限界がございました。
プロペシアは、唯一の内服できるAGA治療薬です。
当院のプロペシア(フィナステリド)処方について
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プロペシアの効果
AGA患者様のヘアサイクルは、DHT(ジヒドロテストステロン)により短縮しております。 プロペシアは5α-還元酵素を阻害し、男性型脱毛症(AGA)の原因物質である DHTを抑制します。その結果、 ヘアサイクルを正常化し、脱毛が抑制されます。 プロペシアのAGA予防効果は、約98%と圧倒的です。 プロペシアはAGA予防薬として認可されてはいますが、増毛効果も期待できます。
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塗るAGA治療薬アロビックスとの併用
アロビックス液は頭皮に直接塗布する本邦で唯一、処方せん医薬品として承認されているAGA外用薬です。アロビックス液の主成分である塩化カルプロニウムは、頭皮の血管を拡張する効果が非常に強く、頭皮の血行を改善することで毛細胞が活性化し、発毛が促進されます。プロペシアのみでもAGA予防効果・増毛効果が期待できますが、アロビックス液を併用することでさらに相乗効果が期待できます。プロペシア服用をお考えの方はアロビックス外用液の併用もお薦めします。
{科学的・医学的研究によって確かなAGA治療効果が証明されている外用薬は現在のところ、塩化カルプロニウム(アロビックス)とミノキシジル液(リアップなど)のみです}
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プロペシアの用法・用量
男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2~1mgを1日1回投与いたします。当院では1mg錠の1日1回投与をお勧めしています。服用時間による効果発現の差は認めておりません。食事による影響もないため、患者さまのご都合に合わせての内服が可能ですが、内服の間隔は24時間おきをお勧めしております。
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用法・用量に関連する使用上の注意
AGA治療薬プロペシアは3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もありますが、通常6ヵ月の連日投与が必要です。また、効果を持続させるためには継続的に服用する必要があります。なおプロペシア1mg/日以上の増量による効果の増強は、確認されておりません。
プロペシアを6ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合には無効と考え、投薬の中止を考慮します。また、6ヵ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、継続投与の必要性について検討する必要があります。
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治療成績
国内の長期投与データによると、頭頂部型AGA、前頭部型AGAともにプロペシア1mg/日の内服によりおよそ6割の方が増毛効果を実感されています。プロペシア3年間の継続内服により7~8割の方が増毛を実感されていますが、2~3割の方はAGA進行抑制のみにとどまっています。残念ながら2%程度の方にはAGAの進行を認めました。
注:実際の治療効果には個人差がございます。
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プロペシアの副作用
国内臨床試験ではプロペシア® 錠1mg群での副作用発現頻度は5.0%(139例中7例)です。副作用の内訳は性欲減退など性腺機能に関する副作用が多かったですが、副作用発現頻度はプラセボ群との間に有意差は認められませんでした。その他では、稀ながら肝機能障害をおこすことがあります。定期的な肝機能の検査をお勧めいたします。
その他、気になる症状が出た場合には必ず医師にご相談ください。
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プロペシア内服中の注意事項
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- 前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師にプロペシアを服用していることをお知らせください。 プロペシアは、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。 したがって、測定したPSA濃度の2倍した値を目安として評価してください。
- プロペシアを服用中の方は、献血ができません。 献血をする場合は、プロペシアの服用を中止し、1ヶ月以上間隔をあけてください。 (日本赤十字社からの注意喚起より)
- プロペシアを割って飲まないでください。 妊娠中の方がプロペシアを服用したり、破損したプロペシアに触れて有効成分が吸収されたりすると、 男児胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。 また、プロペシアを割って服用した場合の安全性・有効性も保障されておりません。 なお、プロペシアはコーティングされているので、通常の扱いにおいて有効成分に触れることはありません。
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正規品プロペシアを院内処方いたします
当院では院内処方を採用しているため、薬局等でお待たせすることなく、お薬をお渡しすることができます。 AGA治療(プロペシア処方も含む)は本邦では保険適応外ですので保険証の提示は必要ありません。 渋谷三丁目クリニックの医師はすべて男性です。AGAというデリケートな疾患を扱う専門クリニックとしてプライバシーにはできる限りの配慮をしております。 院内処方を採用しているのも、無用な他者との接触をなくすのが目的です。 患者様の負担低減のため、さまざまな配慮を行っております。
院内処方を採用しているのも、無用な他者との接触をなくすのが目的です。 患者様の負担低減のため、さまざまな配慮を行っております。当院は渋谷駅から徒歩1分の立地にあるビル内のクリニックですが同じフロアに他店舗はなく、エレベーターで待合室に直接入れます。詳しくはアクセスを御参考下さい。ご不明な点がございましたら、お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。
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